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Channel: 暇つぶしチャンネル2011
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鬱体験記~第3話 仕事開始!…~

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新しい家も見つかり、残るは引越しだけという状態。

本格的な引越しは出勤開始の次の週になり、それまでは布団など最低限の荷物だけ持って、仕事を開始することに。

そして、中村代理が初出勤の日。

中村代理はこの日の朝、こちらの勤務地にやってくるとのことで、ちょっとだけ荷物の搬入を手伝ってほしいとか。

いや、よくよく思い出したら、この時もなぜか僕が家のカギを持たされていてカギを開けにいかなくてはならなかったためだったはず。


朝と言っても出勤が大体8時なので、中村代理は6時半くらいにはこちらに来ると言う。

前例からいってなんとなく嫌な予感がするが、5時過ぎには起きて待つことに。

すると、いつもの様に電話が鳴る。

嫌な予感…。


案の定


「少し遅れる」


という電話だった。


「またか…時間通り来たことないなぁ…」


と思いながらも7時過ぎに到着するとのことで、カギを開けに行く。


「いや~悪いね~」


いつもの変にテンションの高いノリである。

ともかく、荷物を家に運ぶ。

この時はまだ3月だったので、北海道は寒く、とりあえずストーブ、水回りを使えるようにしたいとのこと。

で、手間取りながらも、ストーブがつくように、そして代理が水道の元栓をあけると…


「バシャーーー」


「・・・」


台所の下、洗面所の下などから水が噴き出す。


蛇口を止めて走る男二人。


結局水に濡れながら、雑巾で床を拭く。


超寒い。


なんとか拭き終わると時間はもう8時前。出勤時間である。


結局そのまま出勤。


「なんだったんだろう…」


と朝から疲労感。


しかし本番はこれからだった。



出勤し、朝礼で代理の挨拶。


「今日から配属になる中村です。この町を変えるために来ました。」


要約するとそんな感じ。


いきなりこういう感じで言う人は初めてだ。


そんなこんなで仕事が始まった。

最初は

「これはどこにあるの~」

とか

「この報告って誰がやっているの?」

とか

そんな感じの会話だった。


ちょうど僕も不動産関係の融資案件があり、忙しかったため、最低限の話をし、自分の仕事をやっていた。

だが、横から

「へ~。そんなのできるんだ~。すごいね~。」

とか

「これもできるなら俺も仕事持って来たら任せようかな~」

とか

とりあえず…


「邪魔くさい」


と思ってしまうのでした。


なんというか、完全に見下した感じで話かけてくるので、仕事しづらい…。


まぁ気にせず仕事するか…


と思っていると…


「ガチャ!!バタン!!ドカドカドカ!!バン!!」


とすごい音が。


表現が難しいですけどこんな感じなんです。

ガチャ→ドアを開ける音

バタン→ドアを閉める音

ドカドカ→歩く音

バン→机に鞄を置く音

そしてなぜかものすご~く不機嫌。


机に向かうやいなや、

「あ~くそ!!ふざけんな!!」

と独り言?が始まり、

「グシャグシャグシャ!!!」

と間違った書類を丸め捨てる。


「一体なんなんだよ…」


とわけがわからない状態。


「なにがあった!?」

と佐々木係長

「いや、まったくわからないです」

と僕。


「なんなんだろう…」


結局何が原因かはわかりませんでした。


そしてその日の晩に中村代理と山田課長の歓送迎会が行われることに。


全くよくわからない中村代理。歓送迎会で少しお酒も入れば少し変わるかな?


と淡い期待を持ちながら歓送迎会が始まるのでした。






とりあえずこんな感じで週一くらいで書いていこうと思います。

ちなみにこの頃、ってまだ初出勤の日ですが、まだそこそこ仲が良いです。

まだ新しい店のこともあまり把握していないため、まだ僕のことを頼っている感じはしています。

ただ見下されてます…。

そしてこの歓送迎会でまた新たな亀裂が…。

本当にくだらない話で、書くのも馬鹿馬鹿しいですが次回をお楽しみに。

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